2008年に始動し、大きな反響を魅せた世界連動プロジェクト「asics・Onitsuka Tiger / KIRIMOMI PROJECT(アシックス・オニツカタイガー/キリモミプロジェクト)」は各国のキーアカウントショップと共にスポーツとファッションやサブカルチャーを結びつける斬新なプロジェクト。
そして「日本」の「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」、「オランダ」の「PATTA(パタ)」、「アメリカ」の「ALIFE(エーライフ)」「David Z(デヴィットジー)」、「ドイツ」の「solebox(ソールボックス)」「KOI CLUB(コイクラブ)」、「フランス」の「Colette(コレット)」など「KIRIMOMI PROJECT」から発信されるオフィシャルコラボレーションシリーズの日本発信最新作が今年2010年もリリースが決定。
今回、コラボレーションのベースとなるのは「mita sneakers」別注モデルを皮切りに日本正規展開も開始され、様々なカラーが揃い人気を博す90年代初頭に発売された長距離ランナー向け超軽量シューズ「GEL-LYTE III(ゲルライト3)」を再びフィーチャー。オリジナル発売当時「ホワイト」をベースとしたスポーティーな配色と斬新な機能デザイン、更に3つの特殊機能で人気を博した名作。
その特徴は1つ目には「クッショニング性」重視のランニングシューズのトレンドから90年代初頭に掛けて「アッパー」の「フィッテング性」にフォーカスされ始め、「BADLIB SYNDROME(バッドリブシンドローム)」と呼ばれる長距離ランナーにとって常に付きまとうリスクを最小限に抑える為に開発され、「シュータン」が左右に移動するのを防止し、足の甲に掛かる無駄な負荷を軽減させる事を目的とした当時の最新機能「THE SPLIT TONGUE(スプリットタン)」を搭載(因みに、このデザインは翌年に発売された某ブランドのスニーカーに大きな影響を与えたと言われています)。
2つ目に通常の3倍密度である成型「ミッドソール」の「後足部」に「GEL SHOCK(ゲルショック)」を装着し、「衝撃吸収緩衝性」を飛躍的に向上させた機能。そして最後に「中足部」の「内側」と「外側」に付けられた「フレイム」と「ヒールカウンター」の「外側」に付けられた「成型PVCスタピライザー」が後足の動きをコントロールする事で、多種多様なランニングスタイルにも対応。その数々の独創的で実用的な機能はランニングユースだけではなく、タウンユースにも実用的に発揮され、独特の造形美は様々なスタイリングの足元に軽快なアクセントを齎してくれます。
今作の「mita sneakers」別注のコードネーム「黒豹」は光を浴びる角度により見え隠れする「豹柄」の「特殊プリント」を施した「ナイロン」素材を採用する事で妖艶な雰囲気を放ち、しなやかな質感の「レザー」を「ガード(補強)」部に使用する事で全体をシンプルに纏め上げています。更に「スプリットタン」部の「キルティング加工」や「アッパーサイド」に設けられた「ラバーメッシュ」、そして「トゥ(爪先)」のエッジには「パイピング加工」を施す等、「mita sneakers」別注モデルならではの細部に拘ったディテールを装備。シューズ全体をマットな印象の「ブラック」で纏めながらも絶妙なコントラストを魅せる様々な黒使いと素材本来が持つコントラストによって起こる表情の変化を最大限に引き出して具現化しています。
更にインパクトのあるフルカラーの「豹柄」が「プリント」された「インソール」には様々な「ロゴ」や「フォント」が刻まれオフィシャルコラボレーションを証明。"本気ならアシックス"を見事に体現する「日本」ブランド「asics」の職人魂の籠った技術力と「日本」のスニーカーショップ「mita sneakers」のセルフアイデンティティを持ってリヴィジョンを施し、生み出される奇想天外な日本発信モデルを堪能して見ては如何でしょうか。
Family and Friends Recap from Onitsuka Tiger on Vimeo.