サンダルは爪先を守る事が出来るのだろうかと言うシンプルな疑問に答えるべく、2003年に「アメリカ/カルフォルニア」で誕生し、アウトドアブランドとしてスポーツカンパニーとは異なる視点で他に類を見ないデザインやアイデアを反映したプロダクトを生み出す「KEEN(キーン)」。
創業者である「RORY FUERST(ローリーファースト)」氏は、元々テニスシューズのリペア業者としてスニーカー業界で働き始め、その経験や知識を糧に同ブランドをスタートしました。
その後「KEEN」の代名詞となる「NEWPORT(ニューポート)」をリリースする等、創業者のモノ作りに対する情熱がブランドフィロソフィとして脈々と受け継がれています。
現在は「ポートランド」に拠点を移し"屋根の無い場所、全てがアウトドア"をコンセプトに"CREATE(創造する事)" "PLAY(楽しむ事)" "CARE(気遣う事)"と言う、3つのキーワードを組み合わせた"HYBRID LIFE(ハイブリッドライフ)"を提案し、様々なプロダクトを世に送り出し続けています。
そんな同ブランドより2014年に誕生し、今やアイコンモデルとして急成長を遂げた「UNEEK(ユニーク)」そして「UNEEK」をから進化を遂げた「UNEEK SLIDE(ユニークスライド)」をベースに、数多くのブランドとのコラボレートモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけでは無く、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「国井 栄之(クニイシゲユキ)」がクリエイティブディレクターを務める「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのコラボレートモデル第3弾がリリース決定。
"伸縮性のあるコードをアッパーに使用すれば、足を包み込みフィッティングを向上させられるのでは"と言う、既存のスニーカーとは異なる全く新しい発想で、創業者の息子である「RORY FUERST,Jr(ローリーファーストジュニア)」氏によって開発されたオープンエアスニーカー「UNEEK」。
不要なモノや行程を削ぎ落とし2本の「ロープ(紐)」と「ソールユニット」を組み合わせたシンプルで画期的な構造が話題を集める「UNEEK」は、其々の足の動きに合わせ可動する「アッパー」によって着用時の圧迫から足を開放してくれる等、抜群の「コンフォート性」を提供してくれます。
また、既存の発想を覆す同モデルを実現する為に約3年半の歳月を費やし、世界中の生産工場を渡り歩いたと言うプロダクトストーリーも魅力の1つとして語られています。
また近年では「mita sneakers」とのコラボレートモデル第1弾や第2弾、そしてクローズドヒールライトウェイトバージョンとして進化を遂げた「UNEEK O2(ユニークオーツー)」や「UNEEK SLIDE」が市場投入される等、リリース毎に大きな話題を集めています。
今作は"Comfortable(コンフォータブル)"をテーマに"都会の喧騒や雑踏を感じさせない深夜の首都高"から着想を得たカラーパレットを用いながら"クールダウン"や"スムーズ"のキーワードを「UNEEK」シリーズ特有の「機能性」に照らし合わせて具現化。
「UNEEK」に設置された「バンジーコード」の先端には、敢えて「HEAT SHRINK TUBE(熱収縮チューブ)」を使用する事で「KEEN」のモダンクラフトマンシップをディテールで強調。
また、コラボレートモデル第1弾と第2弾の特徴的なディテールを踏襲し「フットベッド」には「吸汗性」等の「機能性」を視認化する為に「コルクインソール」を模した「グラフィック」を採用しながら「KEEN」と「mita sneakers」のロゴマークやアイコンである「CHAIN LINK FENCE(金網)」を配置。
更に"スニーカーとの共存"をテーマとした"Portable(ポータブル)"をコンセプトに「東京」のアイコンカラーである「グリーン」を使用した「ループ」を設置し、カラビナを用いて常に携帯する事を可能とする等、コラボレートモデルならではのディテールを細かな部分まで反映しつつ、都市生活者に向けて新たな用途を提案しています。
「KEEN」のブランドフィロソフィを反映させて誕生した「UNEEK」と「UNEEK SLIDE」は、現在のスニーカー業界に新しい風を吹き込んだと言っても過言ではありません。
そんなエポックメイキングに「mita sneakers」ならではのエッセンスとストーリーを紡ぎ上げた今作からコラボレート本来の意味や意義を感じ取って見て下さい。