1906年に創業者「Norihachi Mizuno(水野 利八)」氏がスポーツ用具店「水野兄弟商会(ミズノキョウダイショウカイ)」を開業した事でその歴史をスタート。
洋品雑貨や野球ボール等を販売しながら運動服装オーダーメイドを開始し、1913年に野球グラブや野球ボールの自社製造を開始した事により、様々なスポーツ用具の製造販売に注力。
1942年には社名を現在の「Mizuno(美津濃)」へと変更し現在に至ります。
創業から110年以上が経過した現在も技術革新とクラフトマンシップを融合し、伝統の中で生まれて来たプロダクトに現代的な解釈を込めて作り上げる事を創業理念として守り続け、開発されたプロダクトは多くのアスリートから信頼を得るだけでは無く一般ユーザーにまで拡がり、今や日本が世界に誇るスポーツブランドの一つとして確固たる地位を築き上げています。
また、2016年以降には革新の伝統の中で誕生したプロダクトに現代的な解釈を込めて作り上げた「Mizuno Sports Style(ミズノスポーツスタイル)」がスタート。
その後の2018年には未来に向けて統一されたビジョンを展開し、様々なプロジェクトを通して新しい価値を創造をして行ける世界中のキーアカウントとパートナーシップを構築して行くと言う想いを元に日本語の"家族"から命名されたグローバルプロジェクト「Kazoku(カゾク)」が始動。
世界連動プロジェクトのトップバッターとして「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」との初コラボレートモデル「Wave Rider 1 "No Border"(ウエーブライダー1ノーボーダー)」が瞬く間に完売になる等、スニーカーシーンに新風を巻き起こしています。
そんな「Mizuno」のグローバルプロジェクト「Kazoku」から、1995年に誕生したランニングシューズ「Mondo Control(モンドコントロール)」のディテールを忠実に再現しながら「ミッドソール」に最新の「Foam(フォーム)」を用いる事で見えないアップデートを施したリイシューモデル「Mondo Control OG(モンドコントロールオリジナル)」をフィーチャーした、数多くのブランドとのコラボレートモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけでは無く、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「Shigeyuki Kunii(国井 栄之)」がクリエイティブディレクターを務める「mita sneakers」とのコラボレートモデルがゲリラリリース決定。
1993年から「Mizuno」のランニングシューズを象徴するシリーズとして豊富なバリエーションを揃えグローバル展開され「スタビリティ性」を重視した「Mondo(モンド)」シリーズの第三弾として、1995年に誕生したランニングシューズ「Mondo Control」。
「アッパー」には「通気性」に優れた「ラッセルメッシュ」をベースに、足を包み込む「フィット性」とシューズ内の「通気性」を考慮した「I.S.F(インターナルソックフィットシステム)」を搭載。
「ソールユニット」には「Mizuno Wave(ミズノウェーブ)」の前身で1987年にリリースされた「Air Genova(エアジェノバ)」に搭載されていた「Magical Cross Midsole(マジカルクロスミッドソール)」から進化を果たし「衝撃吸収性」に「反発弾性」を加えた「Energy Return Concept(エナジーリターンコンセプト)構造」と言われる「Transpower System(トランスパワーシステム)」を採用。
「ミッドソール」に於いてもオーバープロネーションを抑制しながら足の動きを補正する為に「Medial(内側)」の硬度を上げつつ「Lateral(外側)」は「クッション性」を重視し硬度を下げ、コンパウンドの異なる二層構造の「EVA(エチレンビニルアセテート)」を採用した「2 Density Midosole(2デンシティミッドソール)」を搭載。
更に「前足部」に掛けて設置された「プレート」が「反発性」をアップさせつつ「後足部」の形状をラウンド型にする事により着用時のフィット感を高めながら「中足部」までセパレートしながら設置された「スタビライザー」であり、横振れや捩れの防止を促す「Dynamic Foot Counter(ダイナミックフットカウンター)」を採用しています。
また「Kazoku」プロジェクトからオリジナルカラーが満を持して復刻される等、大きな話題を集めています。
1983年にシューズ専用として作られ、スポーツブランドとしてのアイデンティティをグラフィカルに表現した「Runbird Line(ランバードライン)」は"宇宙の惑星軌道"をモチーフにした物で、スポーツの躍動感や広がりを表現。
完成までに180 個に及ぶデザイン案が作られ、その中から選ばれた同デザインをシューズに付けた際にその造形が走っている鳥の様に見えた事から「Runbird」と命名。
2006年、全世界の全種目で「Mizuno」と認識して貰える様、種目によって違っていた「ロゴマーク」を「Runbird」に統一。
"どの競技でもシューズは絶対に使う"と言う事から、シューズの「ロゴマーク」だった「Runbird」が抜擢。
こうして、シューズ専用の「ロゴマーク」として始まった「Runbird」が、現在では「Mizuno」を象徴するアイコンに昇華。
そんなブランドアイコンを付け替え可能なベルクロ仕様にアップデートし、カラーオプションを付属させた今コラボレートモデルは"Purple Syrup(パープルシロップ)"の愛称が付けられ「アッパー」マテリアルに上質な「ヌバック」と「通気性」に優れた「ナイロンメッシュ」のコンビネーションを用いて具現化。
またオリジナルモデルで使用していたテクノロジー「2 Density Midosole」を敢えて使用せず「ミッドソール」に最新の「Foam」を用いてカバーしている為、配色のみで表現し「クッション性」を更に向上させる事でタウンユースに実用的なアップデートを齎しています。
更に「シュータン」左足には「Mizuno」の現在では使用されなくなった「Word M(ワードミズノ)」右足には「mita sneakers」の「msロゴ」が配される等、コラボレートモデルならではのディテールを魅せています。
そして「インソール」には「Mizuno」と「mita sneakers」の「ロゴマーク」に加えて「mita sneakers」のアイコンである「Chain Link Fence(金網)」が配され、オフィシャルコラボレートモデルである事を証明。
スポーツの分野に於いて100年以上に亘って革新的な取り組みを進め、スポーツスタイルに於いても次の時代をリードする存在として注目を集める「Mizuno」。
そんな日本が誇るスポーツブランドのエポックメイキングをベースに「mita sneakers」ならではのアイデアとディテールでブラッシュアップされた逸足から、コラボレート本来の意味や意義を感じ取って見て下さい。