独自のテクノロジーを搭載したプロダクトを送り出すと共に、コレクションブランドとスポーツブランドの協業を仕掛けた先駆者として、スポーツとファッションの架け橋としても重用な役割を担った「Puma(プーマ)」。
1970年代後半から1980年代前半に掛けて、アメリカを中心にした世界規模のジョギング健康法ブームはスポーツブランドを巻き込みながら急成長。
そんなブーム当時、San Jose State University(サンホセ州立大学)のトラックコーチを務めていた「Don Rigg(ドンリグ)」氏と共同開発した「Don Sole(ドンソール)」を搭載した「Easy Rider(イージーライダー)」やThe Pennsylvania State University(ペンシルバニア州立大学)にて生物の運動機能を研究し、工学等に応用しようとするバイオメカニクス理論の第一人者であった「Peter Cavanagh(ピーターカバナー)」氏との共同開発によって誕生した「Federbein Sole(フェダーバインソール)」を搭載する「Fast Rider(ファストライダー)」そして「Running System(ランニングシステム)」シリーズ等、70年代後半から80年代に掛けての技術躍進と共に「Puma」の独創的なエポックメイキングが続々と市場へと送り出されました。
その後も90年代のクッショニングテクノロジー「Trinomic(トライノミック)」を搭載したシリーズは1993年にリリースされた「Disc Blaze(ディスクブレイズ)」の躍進により「Puma」のアイコニックなテクノロジーへと成長し「Cell(セル)」へと進化。
近年ではジャマイカ出身の元陸上競技短距離選手「Usain Bolt(ウサインボルト)」氏のゴールドメダルへのサポート等、輝かしい実績に貢献しました。
そんな同ブランドの"トレイルランニングシューズ"として開発され、2007年リリースの隠れた名作として知られる「Trailfox(トレイルフォックス)」に現代的なアップデートを加えた「Trailfox Overland MTS(トレイルフォックスオーバーランドMTS)」のシーズナルカラーがリリース。
同ブランドのOutdoor(アウトドア)カテゴリーの中でも2000年代は様々な名作が世に送り出され、その「機能性」だけでは無く「デザイン性」に於いても多くのユーザーから高い評価を受けタウンユースとしても人気を博しました。
そんなDNAを継承した今作のシーズナルカラーは90年代を彷彿とさせるアウトドアカラーを纏いながら「アッパー」マテリアルには「シンセティックスウェード」「ダブルラッセルメッシュ」「テキスタイル」「ラバー」パーツを採用。
また「衝撃吸収性」や「軽量性」に特化した最新フォームを融合した「ソールユニット」を搭載する事でライフスタイルスニーカーとしての実用的なアップデートを加えています。
これまでにも独創的な発想で「デザイン性」と「機能性」の融合をテーマに様々なプロダクトをスニーカー市場に送り出して来た「Puma」。
そんなブランドフィロソフィを反映した今作を是非、足元から体感して見て下さい。