常にアスリートの意見に耳を傾ける事で様々なアイデアをインプットし、それを具現化する確かな技術力によって革新的なプロダクトを生み出し続ける「adidas(アディダス)」。
スポーツに尽力するアスリートをサポートするだけでは無く、プロダクトを通し関わる全ての人とコミュニケーションを取る事でスポーツそのものの発展に多大な影響を及ぼして来ました。
スポーツの根本とも言える"走る"事に対する情熱は現在も冷める事無く「創造性」と「機能性」を兼備したパフォーマンスシューズを携えプロダクトカンパニーとして常に市場をリードしています。
そんな「adidas Originals(アディダスオリジナルス)」と、数多くのブランドとのコラボレーションモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけではなく、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで、その活躍は多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」のクリエイティブディレクターである「国井 栄之(クニイシゲユキ)」による共同プロジェクト「adidas Originals for mita sneakers(アディダスオリジナルスフォーミタスニーカーズ)」は、数々の名作を世に生み出して来ました。
そして、2015年SPRING/SUMMERシーズンより、新たな試みとしてスタートする「adidas Originals for mita sneakers Selection(アディダスオリジナルスフォーミタスニーカーズセレクション)」では、これまでの長い歴史に裏打ちされる確かな「デザイン性」と、パフォーマンスシューズに搭載されている最新テクノロジーを融合してブラッシュアップされたプロダクトをピックアップし、国内販路限定での展開がスタートします。
土からコンクリート、更には短距離から長距離に至るまで、全てのランナーのニーズに応えられるランニングシューズを開発する事をコンセプトを掲げ、誕生した「ZX(ゼットエックス)」シリーズ。
1984年に長距離を走行するトレイルランナー向けに「adidas」の「JACQUES CHASSAING(ジャックスチャサイング)」氏や「MARKUS THALER(マーカスターラー)」氏を中心としたデザイナーにより「ZX500(ゼットエックス500)」が開発された事が「ZX」シリーズの始まりとされており「日本」のモーターサイクルメーカー「Kawasaki(カワサキ)」が販売しているバイクの疾走感に共鳴した事からネーミングされ、実は「日本」とも縁の深いシリーズ。
開発を重ねる毎に様々な革新的テクノロジーを注ぎ込み進化され、また適度なボリューム感に実用的な「機能性」や斬新なカラーリングの数々は「ヨーロッパ」を中心に海外だけでなく「日本」でも徐々に人気を獲得し、シリアスランナーからスニーカーヘッズまで幅広く愛される「adidas」のブランドフィロソフィを継承した名シリーズへと成長を遂げました。
また2008年には「CONSORTIUM(コンソーシアム)」の企画として世界プロジェクト「aZX(エーゼットエックス)」を発表。
その後も「ZX8000 MITA(ゼットエックス8000ミタ)」や「ZX500 OG MITA(ゼットエックス500オリジナルミタ)」が「adidas Originals for mita sneakers」からリリースされる等、世界各国で再びフォーカスされています。
そんな名シリーズの最新作として最先端テクノロジーを融合し誕生した「ZX8000 BOOST(ゼットエックス8000ブースト)」が「adidas Originals for mita sneakers Selection」としてリリース決定。
「ZX」シリーズの中でもオールラウンドで使用可能なランニングシューズとして今も尚、多くの根強いファンから愛され続ける「ZX8000(ゼットエックス8000)」。
1980年代に開発され現代に至るまで様々なモデルに搭載されているテクノロジー「TORSION(トルション)」や「SOFT CELL(ソフトセル)」を搭載し、捻じれを抑制する「TORSIONAL RIGIDITY(硬直性)」が足の動きを補正すると共に、優れた「安定性」を実現。
その卓越した「機能性」だけでは無く、近未来的なデザインがシリアスランナーだけではなくファッションシーンにおいても高い評価を受け好調なセールスを記録した名作です。
そんな名作の特徴的なディテールを踏襲しコンテンポラリーに再設計された「アッパー」は「トゥガード(爪先補強)」を取り除く事で「フィッティング性」や「屈曲性」を向上。
脱ぎ履きを容易にする「ヒールタブ」を設置する等、実生活には必要の無いオーバースペックな「機能性」ではなく、様々なライフスタイルにフィットする徹底的に追求された実用的な「機能性」を組み込む事で、タウンユースにおいてそのポテンシャルを実感する事が出来ます。
マテリアルに「リフレクター」や「ウェビング」の"スリーストライプス"を配置する事でコンテンポラリーなデザインを体現。
更に「TPU(熱可塑性ポリウレタン)」を1度発泡させてから素材を成形すると言う新しい素材の成型方法に着目する事で誕生した高い「クッション性」と強烈な「反発性」が弾む様な推進力を生み続け、更に過酷な環境下でも形状変化が見られない「耐久性」を誇る「BOOST FORM(ブーストフォーム)」を搭載し「機能性」と「デザイン性」を兼備した"機能美"が見事に具現化されています。
カラーリングはミニマムな「ブラック」で統一する事でクラシックな「デザイン性」と最新の「機能性」がより調和され、テクノロジーをカモフラージュする事でプロダクトが持つ本来のポテンシャルをタウンユースでも体感する事が出来ます。
スタンダードとは時代やユーザーと共に変化するものであり「adidas Originals」が再構築した普遍的な価値と新たな魅力を融合した「ZX8000 BOOST」は、正にそんな言葉を具現化した1足。
"ARCHIVE"と"INNOVATIVE"を融合する事で、その歴史の重みを継承しブランドフィロソフィを反映した今作を是非、体感して見て下さい。