1970年代前半に"サーフィン後の濡れて冷えた足をスムーズな着脱と共に保温するブーツ"をコンセプトにオーストラリアのサーファー「Shane Stedman(シェーンステッドマン)」氏によって「吸収性」に優れた「羊毛」を「ライニング(内張り)」に使用する事で考案されたシープスキンブーツ。
数年後の1978年に同国のサーファー「Brian Smith(ブライアンスミス)」氏がオーストラリアで生産販売されていたシープスキンブーツをアメリカに輸入し、カリフォルニアとニューヨークで販売し始めた事を切っ掛けに「Ugg(アグ)」を設立。
その後、アメリカ全土に販売を拡大し老若男女問わずの人気を集めて世界中に多くのファンを生み出しました。
1995年にはアメリカのフットウエアメーカー「Deckers Outdoor Corporation(デッカーズアウトドアコーポレーション)」が「Ugg」を「Brian Smith」氏から買収。
更に1996年には「Shane Stedman」氏が持っていた商標を10000ポンドと「Ugg」のブーツを年間で3足、生涯に亘って提供して貰う事を条件に譲渡したと言われています。
新たに生まれ変わった「Ugg」はアイコニックなクラシックブーツを軸にバリエーションを増やしながら様々なファッションアイテムをリリースするグローバルライフスタイルブランドとして、常に革新的なスタイルを提案し続けています。
そんな「Ugg」より「Hiroaki Shitano(下野 宏明)」氏が率いる「Whiz Limited(ウィズリミテッド)」と「Shigeyuki Kunii(国井 栄之)」がクリエイティブディレクターを務める「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのコラボレートモデルとして新規開発された「CA805(クラシック805)」がインラインのシーズナルモデルとしてカムバック決定。
"トラディショナルとイノベーションの融合"をコンセプトに開発された「Classic 805」は「アッパー」に「Ugg」を象徴するアイコニックなシープスキンブーツをベースにしながらタウンユースを考慮した「ガード(補強)」を採用。
更に昨今のゲリラ豪雨対策等にも対応する事が出来る「Water Proof(ウォータープルーフ)構造」やスムーズな着脱をサポートしながら「Ugg」を着用する際の定番スタイルであるブーツインを容易にする「ジップファスナー」を搭載。
また地表の冷気を遮断するチャンキーな「ソールユニット」には「軽量性」と「衝撃吸収性」を兼備した「EVA(エチレンビニルアセテート)」を採用し「アウトソール」には、抜群の「グリップ性」を確保する「Ugg」独自のテクノロジー「Treadlite By Ugg(トレイドライトバイアグ)」を用いる事で実用的なトラクションとコンフォータブルな履き心地を具現化しています。
今作のカラーリングにはアイコニックな「チェスナット」を基調に「ミッドソール」に「ナチュラル」「ホワイト」をアクセントとして配し、独創的な機能美を引き出しています。
アイコニックなプロダクトや独創的なデザインで老若男女を問わず高い評価を得る「Ugg」。
そんな同ブランドのアイデンティティをリコンストラクションさせた今プロダクトを足元から体感して見て下さい。