創業者である「Kihachiro Onitsuka(鬼塚 喜八郎)」氏が1949年に創業した「オニツカ株式会社」から歴史をスタート。
その後「Onituska Tiger(オニツカタイガー)」を経て、1977年に日本が世界に誇るナショナルスポーツブランドへと成長を遂げる「Asics(アシックス)」へと改名。
ローマの風刺作家である「Decimus Junius Juvenalis(デキムスユニウスユウェナリス)」氏の格言である"Mens Sana In Corpore Sano(健全な精神は健全な肉体に宿る)"をブランド名の由来とし、躍動する精神と言うブランドコンセプトに基いて、原典ではMensで表現している箇所をより動的な意味を持つAnimaに置き換えて"Anima Sana In Corpore Sano"とし、この格言の頭文字「Asics」を社名として採用。
その後、数々の画期的なプロダクトを開発した事で多くのアスリートから支持を集め、1956年に開催されたメルボルンオリンピックでは日本選手団用トレーニングシューズとして正式採用される等、飛躍を遂げました。
一時はスポーツシューズブランドとしての技術を軸に事業の多角化に経営方針を転換させて行きましたが、1964年の東京オリンピックに照準を合わせ本来の事業であるスポーツシューズ開発に注力し、真摯にユーザーと向き合いながら求められるプロダクトを生み出して行く事に全精力を注いで行きます。
そして1964年の東京オリンピックでは世界中のアスリートに同社のプロダクトを履いて貰う為のプロモーション活動"錐揉み(キリモミ)"が功を奏し、多くの着用アスリートが様々な競技でメダル獲得に貢献して世界的なスポーツシューズブランドとして躍進するターニングポイントとなりました。
現在も創業者から語り継がれるフィロソフィは脈々と受け継がれ、2021年に開催が予定されている東京オリンピックに於けるスポーツ用品部門唯一のゴールドパートナー契約を結んだ事により、更なる飛躍とスポーツ発展への貢献が期待されています。
そんな同ブランドからランニングを楽しむ全てのランナーに向けて開発されたランニングシューズ「Novablast(ノバブラスト)」のシーズナルカラーがリリース。
「Novablast」は「アッパー」に、従来の約半分の細さの繊維ながら同等の強度を誇る「Monofilament Mesh(モノフィラメントメッシュ)」を使用する事で優れたフィット感を提供。
また"トランポリンの弾む感覚"から着想を得た「ソールユニット」には「ミッドフット(中足部)」に窪みを設けた「トランポリン構造」を採用し「反発性」を発揮する新たに独自開発されたスポンジ材「Flytefoam Blast(フライトフォームブラスト)」を搭載する事で着地から蹴り出しまでの動作がよりスムーズになり、自然な走りを可能としてくれます。
また2020年には同ブランドとも親交の深いファッションデザイナー「Kiko Kostadinov(キココスタディノフ)」氏を筆頭に「Taro Ray(タロウレイ)」氏「Stephen Mann(ステファンマン)」氏「Michael Kopelman(マイケルコッペルマン)」氏 が共同で2016年に立ち上げた実験的なアプローチを軸に据えるファッションブランド「Affix Works(アフィックスワークス)」とのコラボレートモデルがリリースされ話題となりました。
今作のシーズナルカラーは「ライトベージュ」を基調に「ブラック」を配しながらデザインのアクセントとなる「ホログラム」を細部に採用し、ランニングだけでは無くタウンユースまで様々なシュチュエーションで映える一足に仕上がっています。
「Asics」のブランドフィロソフィを継承しながら最先端の発想で開発された「Novablast」。
スポーツブランドとしてのテクノロジーを内に秘めながら、ランニングシューズとしてだけでは無くタウンユースとしても類い稀なポテンシャルを発揮する今作を是非、足元から体感して見て下さい。