1982年にリリースされ、空前のエアロビクスブームと相まって爆発的なヒット商品となった「FREE STYLE(フリースタイル)」を皮切りに「THE PUMP TECHNOLOGY(ポンプテクノロジー)」を搭載した「INSTA PUMP FURY(インスタポンプフューリー)」や「エアチェンバー」内の空気が体重の移動により流動する事でスムーズな足運びをサポートすると共に、類い稀な「反発性」と「クッショニング性」を発揮する「DMX(ディーエムエックス)」等、各時代ごとに新たなコンセプトやテクノロジーを搭載したニューモデルを発表し、市場に送り出して来た「Reebok(リーボック)」。
前衛的で画期的な様々なプロダクトを市場に投下すると共に、様々なブランドやアーティストとのコラボレートモデルを発表し、スポーツとファッションの架け橋としても重用な役割を担って来ました。
そんな同ブランドが独自の視点で厳選した世界中のキーアカウントショップで構成する「CERTIFIED NETWORK(サーティファイドネットワーク)」から、1987年にリリースされ、2017年に"30th ANNIVERSARY(30周年)"を迎えた「FITNESS(フィットネス)」カテゴリーに於ける名作として知られる「WORKOUT(ワークアウト)」にフォーカスし"FITNESS HERITAGE(フィットネスヘリテージ)"と題して、其々のアイデンティティを反映させたコラボレーションモデルをリリースする世界連動プロジェクトが始動。
そんな同プロジェクトから、数多くのブランドとのコラボレーションモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけでは無く、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「国井 栄之(クニイシゲユキ)」がクリエイティブディレクターを務める「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのコラボレートモデル「WORKOUT LOW CLEAN MITA "BOOT CAMP"(ワークアウトロークリーンミタブートキャンプ)」がゲリラリリース決定。
フィットネスシューズとしてリリースされながらウェイトトレーニングやジョギング、そしてエクササイズ等、多目的なワークアウトにフィットするパフォーマンスシューズとして人気を博した名作「WORKOUT」。
その後も優れた「耐久性」と「グリップ性」からスケートシューズとしても愛用される等、カテゴリーの枠を飛び越え様々なシーンやサブカルチャーの足元を飾りました。
2012年には"25th ANNIVERSARY(25周年)"を迎え「WORKOUT PLUS(ワークアウトプラス)」をベースに個々のアイデンティティを反映させたコラボレーションモデルが「CERTIFIED NETWORK」よってリリースされ、今回の2017年の"30th ANNIVERSARY"も更なる飛躍が期待されています。
軍隊の特殊部隊やトップアスリートがトレーニングに取り入れるプログラム"BOOT CAMP(ブートキャンプ)"を進化させた"CROSSFIT(クロスフィット)"を推進する「Reebok」ブランドからインスパイアされた今作は、同社が軍隊の特殊部隊に提供している"コンバットブーツ"である「HYPER VELOCITY BOOTS(ハイパーベロシティブーツ)」のディテールや実際に使用されている機能的なマテリアルを融合し、カラーリングにもサンプリングソース同様の"COYOTE(コヨーテ)"カラーを用いて具現化。
更にミリタリーウェアであるTANK JACKET(タンクジャケット)やFLIGHT JACKET(フライトジャケット)等の機能デザインとして象徴的な"DRAG HANDLE(緊急救出用ハンドル)"をモチーフとし、脱ぎ履きを容易にする為に「ヒールタブ」を設置する事でタウンユースに実用的なアップデートを加えています。
「インソール(中敷き)」には"Army look(アーミールック)"から着想を得た「デザートカモフラージュ柄」 をベースに「Reebok」と「mita sneakers」の「ロゴマーク」に加えて「mita sneakers」のアイコンである「CHAIN LINK FENCE(金網)」そして"TOKYO CUSTOM MADE"を意味する「東京改」 の「ロゴ」を融合した「オリジナルグラフィック」を配置。
また、コードネームである"BOOT CAMP"には"新兵訓練施設"と言う口語表現の意味合いも含まれ「Reebok」のフィロソフィーやアイデンティティ、そして「ヘリテージ性」をコンテンポラリーなデザインソースの融合を用いて、新たなスニーカーヘッズに伝える事を目的としています。
各時代に新たなテクノロジーを市場に投下して来た「Reebok」のフィロソフィを継承した不朽の名作「WORKOUT」。
そんな同ブランドの歴史を反映しながら進化を続ける名機に「mita sneakers」のアイデアを織り交ぜた今作からコラボレーション本来の意味や意義を感じ取って見て下さい。