常にアスリートの意見に耳を傾ける事で様々なアイデアをインプットし、それを具現化する確かな技術力によって革新的なプロダクトを生み出し続ける「adidas(アディダス)」。
スポーツに尽力するアスリートをサポートするだけに留まらず、プロダクトを通して関わる全ての人とコミュニケーションを図る事でスポーツそのものの発展に貢献。
スポーツの根本である走る事に対する情熱は現在も冷める事が無く、最先端のテクノロジーを搭載したパフォーマンスシューズを携えてプロダクトカンパニーとして市場を活性化させています。
そんな同ブランドより、1996年に「adidas」が誇る「Adventure(アドベンチャー)」シリーズより誕生した名作「EQT XTR(エキップメントXTR)」のオリジナルカラーが「FYW XTA(フィーツーウェアエックスティーエー)」へと名称を改め待望の復刻を果たします。
「adidas」発祥の地であるドイツのスニーカーフリークを始め、ヨーロッパを中心に世界中に多くのファンを持つ「EQT(エキップメント)」シリーズ。
1988年に開発がスタートした「Torsion System(トルションシステム)」は"I want I can(アイウォントアイキャン)"のキャッチコピーを掲げて登場。
1990年代に入ると様々なランナーやランニングスタイルに対応すべく"Cushion(クッション)" "Support(サポート)" "Guidance(ガイダンス)"の3つのコンセプトに区分され、それぞれに特化した進化の過程を歩んで行く事となります。
同シリーズはその当時、Best of adidas(ベストオブアディダス)として位置付けられ、最新テクノロジーを搭載した各カテゴリーに於ける最高機種にのみ採用された「Equipment Logo(現パフォーマンスロゴ)」を使用し、ランニングシューズのみならずカテゴリーの枠を超えて、数多くの名作と呼ばれるプロダクトを輩出。
そんな「EQT」に属しつつ、アウトドアシーンの多様化に対応する為に全てのアウトドアスポーツに適したパフォーマンスシューズを世に送り出す「Adventure(アドベンチャー)」シリーズから1996年に誕生した「EQT XTR(エキップメントエックスティーアール)」。
同モデルは「adidas」がこれまで培ってきた「Torsion System」「Podular Sole(ポデュラーソール)」「Adiprene(アディプリーン)」等のテクノロジーを結集し開発され、カテゴリーの枠を超えて自然な足の動きをサポートする"Feet You Wear(フィーツーウェア)"の理念を体現した当時の最新パフォーマンスモデルとして、コアなアウトドアアスリートから高い評価を獲得。
そして当時考えられる最新のテクノロジーを集約した今モデルはアウトドアシーンだけでは無く、90年代のストリートシーンに於いて都会的にアップデートされたアウトドアスタイルのニーズを満たし、様々なムーブメントの足元を牽引するモデルとして活躍の場を広げて行きました。
そんな「EQT XTR」を復刻再現しながら、現代のテクノロジーでブラッシュアップさせた「XTA」はラストから見直す事でオリジナルモデルよりも「フィット性」を更に向上させながら「ミッドソール」には「軽量性」と「クッション性」に優れた最新の「EVA(エチレンビニルアセテート)」を採用する事で、オリジナルモデルのシルエットを維持しながらライフスタイルスニーカーとして実用的なアップデートを付加。
そしてカラーリングには1996年にリリースされたアイコニックなオリジナルカラーを採用し、当時を懐かしむスニーカーファンから昨今のスニーカーヘッズまで幅広くフィットするモデルになっています。
「adidas」のRunningカテゴリーを語る上で決して欠かす事の出来無い名作をアップデートし蘇った「FYW XTA」。
そんなイノベーションの歴史を紐解きながらブランドフィロソフィを体現するエポックメイキングを足元から体感して見て下さい。