常にアスリートの意見に耳を傾ける事で様々なアイデアをインプットし、それを具現化する確かな技術力によって革新的なプロダクトを生み出し続ける「adidas(アディダス)」。
スポーツに尽力するアスリートをサポートするだけに留まらず、プロダクトを通して関わる全ての人とコミュニケーションを図る事でスポーツそのものの発展に貢献。
スポーツの根本である走る事に対する情熱は現在も冷める事が無く、最先端のテクノロジーを搭載したパフォーマンスシューズを携えてプロダクトカンパニーとして市場を活性化させています。
同ブランドの膨大な歴史を紐解いた中でも多種多様な足元のマスターピースとして長きに渡りシーンの第一線で活躍し、2020年に50周年の大きな節目を迎えた「Superstar(スーパースター)」から、シンガーソングライター・ダンサー・音楽プロデューサーといったマルチな才能を発揮しながら世界の音楽シーンを席巻すると共にファッションアイコンとしても活躍し続ける"Queen Bey(クイーンベイ)"こと「Beyonce(ビヨンセ)」氏が提案するスペシャルモデルがゲリラリリース決定。
「キャンバス」製のシューズが主流だったバスケットボールシーンの中で「耐久性」を高めた「レザー」製でありながら「軽量性」を兼ね備えて1969年にプロトタイプが完成し、Los Angeles Lakers(ロサンゼルスレイカーズ)で活躍した「Kareem Abdul Jabbar(カリームアブドゥルジャバー)」氏が着用するなり"まるで素足に三本線がプリントされている様だ"と絶賛。
その他にも"貝殻"から着想を得た「ラバー」製の「Shell Top(シェルトップ)」を「トゥガード(爪先補強)」として用いながら、優れた「グリップ性」を誇るヘリンボーンパターンの「アウトソール」を採用する等、1970年から製品化され市場に送り出された「Superstar」は多くのバスケットボールプレイヤーの支持を得て、70年代半ばにはNBA(ナショナルバスケットボールアソシエーション)選手の75パーセント以上が着用するまでのシェアを獲得しました。
そんな同モデルはMade in France(フランスメイド)を始め、諸外国で製造された事で幾多のカラーウェイが存在し、ブランドアイコンにまで成長。
また「adidas」とサブカルチャーの切っても切り離せない関係の中で、密にリンクするエピソードが語り種として存在するのも「Superstar」の人気を支える由縁の1つ。
80年代にヒップホップカルチャーをオーバーグラウンドに押し上げた立役者「Run-D.M.C.(ランディエムシー)」が愛用した事により、ヒップホップカルチャーと共に密接なヒストリーを築き上げ、90年代には様々なサブカルチャーを牽引したストリートアイコンだけでは無く、スケートボードなどのアクションスポーツシーンでも愛用される等、現代まで色褪せる事無く輝き続ける定番モデルとして昇華。
昨今では、80年代に生産されたMade in Franceのフォルムやディテールを忠実に再現し具現化した「Superstar 80s(スーパースター80S)」をベースに「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」が提案した「Superstar 80s Mita(スーパースター80Sミタ)」と「Superstar 80s Mita Python(スーパースター80Sミタパイソン)」が「adidas Originals for mita sneakers(アディダスオリジナルスフォーミタスニーカーズ)」から第4弾・第6弾とリリースされ話題を集めました。
2019年に「adidas」とパートナーシップを結びアパレルライン「Ivy Park(アイビーパーク)」を始動させた「Beyonce」氏が提案する今作はカラーリングに1970年に製品化されたオリジナルカラーを採用しながら「アッパー」マテリアルには高級感の漂う「プレミアムレザー」を採用。
「ソールユニット」には"ドレスシューズ"からインスパイアされた特徴的な「トゥ」のデザインに加えて、通常よりも「ミッドソール」にボリュームを持たせたチャンキーなシルエットにエレベート。
また「インソール」には「adidas」の「ロゴマーク」と「Beyonce」氏の「サイン」を配する等、オーセンティックな魅力はそのままにスペシャルモデルならではのディテールを魅せています。
スタンダードとは時代やユーザーと共に変化するものであり「adidas」を語る上で決して欠かす事の出来ないプロダクト「Superstar」。
過去のヒストリーを継承しながらリヴィルドを施した渾身のプロダクトに「Beyonce」氏のアイデアを付加した今作を足元から体感して見て下さい。