1906年に「アメリカ/ボストン」で「アーチサポートインソール」や偏平足等を治療する矯正靴の製造メーカーとして、その長い歴史をスタートさせた「new balance(ニューバランス)」。
クラフトマンシップやヘリテージと言ったブランド本来の魅力を体現する「1000」「900」「500」シリーズは「new balance」のアイコニックな3本柱として多くのユーザーから愛され続けるだけでは無く、普遍的な価値と魅力を保ちながらスポーツブランドとして培ったテクノロジーを融合し、モダンなエレベートを施す事で新たな展開を魅せています。
そんな「new balance」が2016年に"110th ANNIVERSARY(110周年)"の節目を迎え、クラフトマンシップを体現しながら真摯な姿勢で作り上げた「made in U.S.A.(メイドインUSA)」「made in ENGLAND(メイドインイングランド)」のプロダクトを通して"made.(メイド.)"と言うキーワードと共に世界中のユーザーにブランドフィロソフィを伝承しながら、スポーティンググッズの世界で培ったテクノロジーを実用的に反映した「made in ASIA(メイドインアジア)」のニュープロダクトを交えてフューチャークラシックを創造して行きます。
1988年にリリースされ、2018年に"30th ANNIVERSARY(30周年)"と言う節目を迎えた「new balance」を代表するクラシックオフロードランニングモデル「576」。
「C-CAP(シーキャップ)」と「ENCAP(エンキャップ)」を組み合わせた「ソールユニット」を搭載し「グリップ性」に優れた「アウトソール」を装備したオフロードランニングシューズとして開発されながら、ファッションアイテムとして高い評価を得た事でタウンユースとしても圧倒的な人気を博した名作です。
そんな「new balance」のブランドフィロソフィを継承する大定番モデル「576」の廉価版モデルとして開発された「574」は「アメリカ」にて記録的なセールスを叩き出し、満を持して「日本」にも上陸。
これまでに「mita sneakers(ミタスニーカーズ)」とのコラボレーションモデルを始め、様々なブランドやショップとの別注でリリースされた「APAC(アジアパシフィック)」企画が話題を呼び「日本」のスニーカーシーンに於いて既存の人気モデルとは一線を画すリーズナブルなプライスと新たな価値観で不動の人気を築き上げました。
その後も「new balance」主催のカラーリングコンテストや2007年の「APAC」プロジェクトである「HUNGRY DRAGON(ハングリードラゴン)」そして、2012年には「mita sneakers」と「OSHMAN'S(オッシュマンズ)」のコラボレーションモデル「ML574 MOJITO(ML574モヒート)」がリリース。
2015年には「574」の「アッパー」を最新の圧着技術で進化させながら、最新ソールユニット「FRESH FOAM(フレッシュフォーム)」を融合してリインベントされた「MFL574」が誕生し「mita sneakers」とのコラボレーションモデル「MFL574 "History Gradation"(MFL574ヒストリーグラデーション)」もリリース。
2017年には「made in U.S.A.」の「574」をweb上でカスタマイズ出来る「NB1(エヌビーワン)」のサービスを開始する等、これまでのイメージを一新するプロジェクトやアイテムのローンチにより人気・実売ともに好調を維持しながら新定番モデルとしての地位を確立しています。
そんな名実共に「new balance」を代表するスタンダードモデルとなった「574」に実用的なエレベートを施した「ML574」をベースに、過去に世界各国で人気を博した4つのコラボレートモデルを題材にした世界プロジェクト「ICONIC COLLABORATION(アイコニックコラボレーション)」が始動。
「アメリカ」からは同国を代表するスニーカーショップとして高い評価を得る「CONCEPTS(コンセプツ)」、「アジア」からは2003年から創刊され世界中のスニーカーフリークから注目を集める「オーストラリア」発のスニーカー専門誌「SNEAKER FREAKER(スニーカーフリーカー)」、そして「ヨーロッパ」からは「スウェーデン/ストックホルム」からスタートし「ドイツ/ベルリン」「イギリス/ロンドン」「フランス/パリ」に店舗を構え、独創的なコラボレートプロダクトを世に送り出して来た「Sneakersnstuff(SNS/スニーカーズンスタッフ)」が選ばれた同プロジェクトより「日本」代表として、ベーシックなスタイルが主流だったストリートシーンに於いてデザインコンシャスなアパレルを提案すべ く"INDIVIDUAL CLOTHING(インディビジュアルクロージング)"をデザインコンセプトにモードやストリートの枠組みを超えた"TOKYO STREET(トウキョウストリート)"と言う世界観を構築するデザイナー「下野 宏明(シタノヒロアキ)」氏が率いる「日本」を代表するストリートブランド「WHIZ LIMITED(ウィズリミテッド)」と、数多くのブランドとのコラボレートモデルや別注モデルのデザインを手掛けるだけでは無く、世界プロジェクトから国内インラインのディレクションまで多岐に渡りスニーカープロジェクトに携わり具現化し続ける「国井 栄之(クニイシゲユキ)」がクリエイティブディレクターを務める「mita sneakers」とのコラボレートモデル「ML574 "ICONIC COLLABORATION" "WHIZ LIMITED x mita sneakers"(ML574アイコニックコラボレーションウィズリミテッドミタスニーカーズ)」がゲリラリリース決定。
ベースモデルは「574」のデザインラインを保持しながら「安定性」を重視した「SL-2ラスト(靴型)」に調整を加えて再チューニングを施す事で、快適な「フィッティング性」と「サポート性」を実現。
また、コンパウンド(硬度)を変更し「クッション性」と「耐久性」を向上させた「ソールユニット」を採用する等、実生活には必要の無いオーバースペックでは無く、様々なライフスタイルにフィットする「機能性」を紡ぎ合わながらも「普遍性」を壊す事無く、時代のニーズに答える再設計を施しています。
今作は2012年にリリースされた「CM1700 "WHIZ LIMITED x mita sneakers"(CM1700ウィズリミテッドミタスニーカーズ)」のコンセプトを踏襲。
「new balance」の代表的なカラーリングであるクラシックな「グレー」や「ネイビー」と並び、伝統的なカラーコンビネーションであるトリコロールカラーを用いながら、独創的なカラーブロッキングで具現化。
「アッパー」全体に施された「レーザーエッジング」による「星型」の「ベンチレーションホール(通気穴)」にアップデートし「アンダーレイヤー」や「シュータンネーム」に「蓄光素材」を配置する事で、陰と陽で全く別の表情を魅せる「GLOW IN THE DARK(グローインザダーク)」仕様に仕上げています。
更に「コンフォート性」と「通気性」そして「防臭性」の全てに優れる「OrthoLite(オーソライト)」社製の「インソール(中敷き)」には、左右其々「WHIZ LIMITED」と「mita sneakers」の「ロゴマーク」そして「mita sneakers」のアイコンである「CHAIN LINK FENCE(金網)」を配し、オフィシャルコラボレートモデルである証が記されています。
伝統と歴史を紐解きながら「ヘリテージ性」を尊重しつつ、ブランドフィロソフィを継承し常に新しい試みでブレる事の無い進化を続ける「574」。
その歴史の重みを継承しブランドフィロソフィを反映した新たなスタンダードモデルに「WHIZ LIMITED」と「mita sneakers」のアイデンティティを紡ぎ上げた今作からコラボレート本来の意味や意義を感じ取って見て下さい。